LED化の促進
10月9日の決算特別委員会第1分科会では、環境政策局に対して質疑を行いました。私は、地球温暖化防止対策の一環としてLED化の推進について質疑をしました。
国は2030年のCO2の40%削減目標に向けて、家庭やオフィスなど社会全体でLED化を100%にする方向で取組みが進められています。LEDの発光効率は現状では、白熱電球の約6倍、蛍光ランプの1.3倍といわれていますが、技術刷新により将来的には2倍の発光効率が実現できるとされています。それが実現すれば消費電力量は現在の半分に抑えることができることになります。また、LEDは30分間点灯後の発光面の温度が26℃と、室温とほぼ同じで、空調の節電にもなるものです。
京都市のLED化の取組みについては、これまで、道路照明灯、公園照明灯、小中学校のグランドの夜間照明、スポーツ施設のナイター設備をはじめ、商店街街路灯LED化支援事業などに取り組まれてきたが、区役所などの施設についてはまだ調査もされていないのが実情のようです。
今後、LED化に向けて目標を立て、推進計画も策定する中で、LED化を加速させることを強く求めました。京都市としてはまずは、管理コスト等経費面も精査分析するために実態調査をしていくことを表明しました。
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