障がい者文化芸術活動推進法が成立
6月7日、障がい者文化芸術活動推進法が可決成立しました。障がい者の文化芸術の創造や鑑賞などを促進するための法律で、公明党がリードし超党派による議員立法により成立したものです。
同法では、障がい者による文化芸術活動の推進を国や地方自治体の責務として位置づけ、国に対して関連施策の実施に必要な財政措置を取るように明記しています。また国(文部科学省と厚生労働省)には、施策の方針や目標を定めた基本計画の策定を義務付けています。具体的な施策として、障がい者の文化芸術の鑑賞機会の拡大、音声や文字、手話などによる作品説明の促進、バリアフリー化等円滑に利用できる施設整備、文化芸術を創造・発表する企画の確保や芸術上価値の高い作品の発掘と評価、作品の権利保護や販売支援、障がい者が学校を訪問して活動交流を行う取組への支援、などが盛り込まれています。今後2020年のパラリンピックを見据え文化芸術のチカラを一層と高めていかねばなりません。
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