« 伊吹文明政経セミナー | メイン | 食の安全・安心デー »

2017年7月29日 (土)

健康長寿を実現する科学情報とは?

Img_0878

京都政経文化懇話会が7月26日に開催され、私も参加させていただきました。今回の懇話会の講演は、食生活ジャーナリストの会の事務局長である佐藤達夫氏を迎え、「健康長寿を実現する科学情報とは?」と題して開催されました。健康食品で薬が要らなくなるって、ほんと?、糖尿病は遺伝だから食事に気をつけてもダメなの?、野菜を食べる代わりに野菜ジュースを飲めばおなじ?等、大変に庶民感覚でわかりやすいお話でした。科学的根拠のあるがん予防の7か条や、認知症予防の6か条などをご教示いただきました。がん予防7ヶ条の中でももっとも大切なのは、タバコを吸わないことと、受動喫煙でがん発生の3分の1のリスクがあると指摘されました。今国会で議論されている受動喫煙防止法は早期実現を目指すべきです。また、先日105歳で死去された日野原重明医師のお話しもありました。日野原医師に対して「先生は最後は何で死にますか?」との記者のインタビューに対し「がんで死にます!」ときっぱりと答えられたという。記者が「どんながんですか?」と重ねて聞いたところ、「敢えて言えば天授がん!」と言われたことを紹介。日本の健康に関する科学情報では、「100歳を超えた人の死因に関するデータはない」と指摘したうえで、100歳まで健康で生きられれば何で死のうが、その死亡原因に執着は本人も家族もしないだろう。まさに「天授を全うした」生き様が何よりも姿である。私も野菜好きですが、家内が健康食品長寿のために考えて作ってくれている今の食生活に満足し感謝しなければなりません。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

コメントは拒否されました。

Lekumo ビジネスブログ またはその他のOpenIDでログインしてください

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索