「
京都の民族教育の歴史と課題」と題する
日朝友好京都ネットの主催の講演会が、2月20日市内で開催され同僚及び他会派の市議会議員、府議会議員ら数名と参加させていただきました。
講師は、
京都朝鮮第二初級学校の
金栄周学校長で、民族教育70年の歴史を踏まえながら、1979年の京都府の「私立専修各種学校教育振興費補助金」による支援制度にも言及。金学長は、少しづつ民族教育を理解する流れができつつある中、2009年12月の
京都朝鮮学校襲撃事件から大きく変容してきていることを指摘。
講演を聴き、朝鮮の子ども達が日本で教育を受ける舞台と、日本の子ども達が朝鮮をはじめ日本以外の国で教育を受ける舞台の双方の感覚と思考性を有する世界市民としての自覚と行動がなければ教育権の独立は確保できないことを改めて痛感しています。
講演のあと、
角替豊日朝友好京都ネットの副会長が挨拶に立ち、友好のネットワークの拡大とともに平和人権闘争への決意も披歴され、民族教育問題は日本人のためにも必要な視点と訴えました。
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