先日、京市役所を表敬訪問されたイタリアの写真家
コンスタンティーノ・ルスポリさんの、写真展が京都市国際交流会館で10月20日~25日まで開催されていましたので、23日に鑑賞させていただくためお邪魔したところ、ルスポリさんご本人が展示場におられ親しく懇談をさせていただきました。
昨日の時代祭でも、私の写真も撮っていただき感謝しています。
今回の写真展は、京都とフィレンツェ市姉妹都市50周年を記念する写真であり、テーマは「
トスカーナ 伝統と人間模様」でサブテーマとして「
過去から未来」とされています。
トスカーナに生き続ける職人文化を収めたモノクロ写真、そしてその
技術を活かしてきたフィレンツェ市の風景のモノクロ写真、そして
新技術を取り入れ発展する新産業のカラー写真、最後に、
若い女性が伝統文化の修復作業に携わっている姿を撮った次世代継承を象徴するカラー写真。
ルスポリさんの写真には、一貫して「
人」と「自然」「まち」の融合した理念が生きずく写真です。都市といってもそこには「人」が住み、そして伝承していく「人」がいます。まさに「過去と未来」は、都市の発展の根本理念に「人」をつながりが不可欠であることのメッセージを痛感しました。
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