京都大学大学院の
藤井聡教授による講演が7月22日夕方から京都市内で開催され、私も参加させていただきました。講演のテーマは、「
安倍内閣における防災・減災ニューディール政策」です。
藤井教授は、東日本大震災で、「想定外」を想定していなかったこと自体が問題であると指摘し、日本が「
不覚をとった」ことのリスクの甚大さを再認識することの必要性を訴えておられました。福島第一原発事故で、日本は原発依存社会から脱することが大命題となったが、原発事故を未然に防いでいれば化石燃料に依存しなければならない今の日本はなかったと予測。何よりにもまして、防災・減災の意識改革が今の日本には求められるとし、日本人の質が問われ民度が問われている時代であると指摘。昨年の国土強靭化基本法制定を受けて、今後は、
ローカル計画の必要性を訴えておられました。
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