« 2014年6月 | メイン | 2014年8月 »

2014年7月

2014年7月24日 (木)

防災・減災ニューディール(藤井聡教授の講演)

2014072217240000

京都大学大学院の藤井聡教授による講演が7月22日夕方から京都市内で開催され、私も参加させていただきました。講演のテーマは、「安倍内閣における防災・減災ニューディール政策」です。 藤井教授は、東日本大震災で、「想定外」を想定していなかったこと自体が問題であると指摘し、日本が「不覚をとった」ことのリスクの甚大さを再認識することの必要性を訴えておられました。福島第一原発事故で、日本は原発依存社会から脱することが大命題となったが、原発事故を未然に防いでいれば化石燃料に依存しなければならない今の日本はなかったと予測。何よりにもまして、防災・減災の意識改革が今の日本には求められるとし、日本人の質が問われ民度が問われている時代であると指摘。昨年の国土強靭化基本法制定を受けて、今後は、ローカル計画の必要性を訴えておられました。

2014年7月22日 (火)

通年議会制度による議会開会(7月22日~25日)

京都市会は、以前から議会改革に積極的に取り組んできています。政務調査費(現在は政務活動費)の適正な運用と透明性確保、説明責任を進める改革も進めてきました。また、議会基本条例の条例化も3年間の議論の末に制定しました。さらに、大きな課題であった議会機能の強化と迅速化を目指すため、通年議会の制度化を相当の時間をかけて議論を行い、本年度からはじめ通年議会制度が導入されました。
従来は、定例議会として約150日間の日程を条例で決め、3月(予算市会)、5月(出納事務に関係する議案処理の議会)、9月(決算議会)、12月(補正予算等の議決議会)が開催されてきたわけですが、通年議会では、年間339日の日程を確保しておりますので、市長が議会の議決を待てない場合に市長専決として処理していた議案をすべて、議会の審議を経ることで、議会機能の強化が図れることになりました。
7月22日には動物園増築工事請負契約議案、小栗栖排水機場の損害賠償議案、訴えの提起議案、合計47件の議案が門川市長から提案されました。22日から24日までそれぞれ常任委員会に付託されて慎重審議がされ、25日の最終本会議で結論を出すことになります。

2014年7月20日 (日)

京都動物愛護センター起工式

2014072014020000

2014072014400000

私が京都市会議員に初当選させていただいた平成3年の翌年に、市会本会議で動物愛護行政の推進について質問をしました。その当時、「動物愛護」を語る議員はほとんどいませんでしたが、以来、犬猫避妊去勢手術費の助成制度、地域猫対策、動物愛護推進条例化、動物実験払下げ廃止等、数々の提言をしてきました。今では多くの議員の方々が関心を持っていただくまでになり感慨深いものがあります。 7月20日午後、待望の京都動物愛護センターの起工式が、山田啓二京都府知事、門川大作京都市長、杉本彩さんなど、多くの関係者の皆様の参加のもと、盛大に開催され私も施設整備の地元議員として参加させていただきました。特に、全国で初めて府市協調の施設として整備されることが注目されています。さらに、獣医師会の方々のご努力とご理解のもとに、動物夜間救急診療所も併設されるなど、全国初の先進的な施設となります。そして一番大切な動物共生社会の実現を目指すための動物愛護憲章も近く、府市協調で制定されることになり、動物愛護行政の先進都市となります。

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索