京都市会議員定数問題(2削減で67定数に)
3年前の統一地方選挙以降、市会改革推進委員会で、この3年間、議員報酬、議会の見える化、議員定数等、議会の改革について、徹底して議論をしてきましたが、明年の統一地方選挙を一年前に控え、この度、京都市会として現行69の議員定数から、2減の67に公明党・自民党・民主都みらい議員団及び無所属議員2名の合意がなされ、議員の定数及び各選挙区において選挙すべき市会議員の数に関する条例を3月17日の本会議で賛成多数により改正されました。
2減の対象の選挙区は、上京区と左京区。上京区の定数が5から4に、左京区の定数が9から8へ、削減されることになりました。これにより、一票の格差は、1.53から1.29まで是正されることになります。
私たちは、以前から議会基本条例の制定をはじめ、議会改革の様々な提案をしてまいりました。この3年間の市会改革の議論の中でも多くの会派が定数削減と一票の格差是正の方向で議論をまとめ上げた結果を尊重するとともに、特に政治学者や識者へのヒアリングを行った中で、地方分権の進展の中で、地域住民の声をきめ細かく吸い上げ市政の政策に反映させるためには、市民から選ばれた議員の委員会で十分に議論ができる人数を確保することが重要であるとの観点を尊重し、2減の結論に至りました。こうすることで、1.53の一票の格差は、4減にすれば、1.30となり2減の1.29よりも拡大してしまうため、総合的な観点から2減を提案したものです。今後も、公明党市議員団として改革の先頭に立ってまいります。
3月17日の本会議で会派を代表して湯浅光彦議員が行った賛成討論の全文yuasa.pdfをダウンロード
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