京・花街の文化(京都をつなぐ無形文化遺産)
〇祇園甲部・・・八坂神社の門前町として栄え、現在でも江戸時代の茶屋建築の面影を残す風情ある街並みが独自の情緒を形作っている。春に「都おどり」、秋には「温習会」の公演を行う。京舞井上流。
〇宮川町・・・八坂神社の御輿洗いが行われたことから宮川という。江戸時代には出雲阿国の歌舞伎公演が行われ、芝居町や茶屋町として発展してきた。春に「京おどり」、秋に「みずゑ会」の公演を行う。若柳流。
〇先斗町・・・名称の起源は、河原町にのぞむ先端の地である意味のポルトガル語のポントから。先斗町歌舞練場は三条大橋近くにある。春に「鴨川おどり」、秋に「水明会」の公演を行う。尾上流。
〇上七軒・・・室町時代に、北野天満宮の造営に使った残木で七軒の茶屋を作り、参拝客の休憩所としたことが淵源。その七軒茶屋に豊臣秀吉が茶屋株を公許したのがお茶屋の始まりとされる。春に「北野おどり」、秋に「寿会」の公演を行う。花柳流。
〇祇園東・・・祇園甲部と同じく八坂神社の門前町として江戸時代から栄えてきた。1881年(明治14年)に祇園甲部と区分される。秋に「祇園おどり」の公演を行う。藤間流。
これを記している私自身も、京都に住んではいますが、歴史伝統文化はほとんど不勉強。パブコメ期間に改めて勉強しようと思っています。
コメント