5月12日
5月12日は、ナイチンゲールが生まれた日で、国際看護の日とされ、わが国でも看護の日とされている。2013年の5月12日は、偶然にも母の日とも重なり、母、女性に感謝する日となりました。1898年の同じ日、キュリー夫人が、ラジウムを発見。1947年には、わが国で、母子手帳が配布された日でもあります。幾重にも、母と子がキーワードの日となりました。
今、時代は、女性のチカラを必要としています。女性の視点が、経済や防災や政治等、あらゆる分野に求められており、まさにソフトパワーの必要性が高まっています。特に、女性の視点を政策形成過程の段階から、反映させることは極めて重要です。以前、テレビでJRのホームの中の、キヨスクの弁当やお土産等の販売企画を男性社員が企画していたものを、女性特にベテランのパートの女性に任せたとたん、大きく売り上げを伸ばし、のちに、JRの企画部長にもなられた女性のドキュメンタリーが放映されていました。また、今は当たり前となっている駅ナカビジネスも、埼玉県大宮駅のプロジェクトで、女性の企画部長を抜擢したことから大きく広がったドキュメンタリーも放映されていましたが、まさに、女性のチカラを活用する時代となっています。昨今では、新商品の開発は、女性プロジェクトチームがリードされている企業が多くなってきています。女性が輝く社会は、平和、人権尊重の社会につながります。「母と子を守るのが政治である」と叫んだアンドレ・モロアの箴言が光ります。
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