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2013年4月14日 (日)

カルテット(四重奏)・・・映画評

人生のオペラハウス」との副題がついた映画「カルテット!」が4月19日から封切られる。監督デビュー75歳のダスティン・ホフマン。引退したかつての音楽家達、今は老人ホームで余生を送っている。あるとき、このホームが経営難で、存続の危機に。そうした時、昔の大スター達が、立ち上がった。このホームを救うため、年老いた音楽家たちが、ヴェルディ生誕200周年を祝うコンサートを企画し、成功のために昔とった杵柄(きねづか)を発揮し、練習に励んでいく。過去の栄光は、再びよみがえるのか。しわがれた美声は今はない。しかし、彼らの中に、次第に芽生えていく誇りと希望。一生懸命にベストを尽くし「今を生きる」精神で、高齢の音楽家たちは蘇る。

75歳のホフマンが、挑戦した監督。それに呼応した70歳~90歳の引退した本物の音楽家たち。映画を通じ、まさに、長寿社会の現実を垣間見ると同時に、そのあるべき生き方のメッセージが光る。まさに、人生の晴れ舞台は、過去のものではなく、今如何に生きるか!の中に、ステージはある。

予告篇の一部を鑑賞し、自分の未来の生き方にしたいと心を新たにした。

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