« 議会・議員の役割3 (議員の身分) | メイン | 衆院選にこう挑む 各党幹事長インタビュー »

2012年11月18日 (日)

「三高」から「三平」へ、そして「三さ」の心へ

今朝ほど、児童文学作家で教育評論家の漆原智良氏の興味深いコラムに目が止まった。先日発表された民間会社の「理想の結婚相手」の調査をもとにしたものである。すなわち「三高」とは、「高学歴・高収入・高身長」で、かつてはもてはやされていたが、最近では不況のあおりで、「三平」すなわち「年収は平均でよい」「容姿は平凡でよい」「平穏な性格がよい」というように安定志向の世相を反映しているとの調査結果に対して、氏は、さらに本来は「三さ」の心が永遠の姿であるべきと指摘している。つまり「三さ」とは、「やさしさ」「ゆたかさ」「たくましさ」でありこの「三さ」こそ、今求められるものであると断言している。まさに、心の時代である。

政治の世界もまさにそうではないか。官僚エリートの政治では困る。また平凡な政治でも、時代をリード牽引できない。心の豊かさを政治に求めるのは、理想家のたわごとであるとの批判もあろうと思うが、私は、混迷する時代にあって、まさに政治にこそ、「やさしさ」「ゆたかさ」「たくましさ」という「心の哲学」が必要なのではないかと痛感した日である。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

コメントは拒否されました。

Lekumo ビジネスブログ またはその他のOpenIDでログインしてください

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索