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2012年10月16日 (火)

不活化ポリオワクチン(4種混合ワクチン予防接種)がスタート

子どもの命を守るための制度として予防接種の事業がありますが、日本では長い間、ポリオは生ワクチンで実施してきました。保健センターで一括し集団接種が基本となっていましたが、諸外国の先進例から、不活化ワクチンの安全性が確保されたことにより、三種混合の予防接種と同様に、一般医療機関での注射による予防接種が、京都市でいよいよ11月1日からスタートすることになりました。

この制度は、定期予防接種に関わる厚生労働省令が改正されたことを受けて、実施されるもので、今までの3種混合(百日ぜき・ジフテリア・破傷風)に不活化ポリオワクチンを加え、4種混合のワクチン予防接種として開始されます。

対象者は、生後3ヶ月から90ヶ月(7歳6ヶ月)に至るまでの子供で、初回接種は生後3ヶ月~生後12ヶ月、追加接種は、初回終了後12ヶ月~18ヶ月に至るまでの期間です。平成24年8月以降に生まれた子供さんは、4種混合ワクチンの接種となります。

今までに、3種混合ワクチン、ポリオ生ワクチンを一回でも接種されている子どもさんは、原則として最後まで、3種混合ワクチン、ポリオ生ワクチンの接種をそれぞれ接種されることになっています。

接種場所は、一般医療機関(協力医療機関)で予約していただき、母子健康手帳と印鑑を持参して接種していただきます。4種混合予防接種用の予約票、接種券は、協力医療機関においてあります。費用は無料です。

 

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