桂川ハイツから桂川左岸を北へ行くとラグビー等のスポーツの競技場となっている吉祥院グランドがありますが、そこと左岸沿いの道路との間には、溝があり、特に雑草が生えていることから、日常的に不法投棄が絶えないところでした。ちょうど2年前に地域の方からご相談を受け、不法投棄がされないように防止柵を設置してほしいとの要望を南部土木にしておりましたが、地形や地盤の関係もあり、頑丈な防止柵を設置するには至りませんでした。しかし、不法投棄は後を絶たず、昨年には、火災の発生にもつながるという事態になったことを受け、予算のない中、消防署、まち美化事務所、土木事務所が連携をすることで工夫をしていただき、不法投棄を防止する網の設置と、警告看板を設置することとなりました。地域の方も大変に喜んでおられます。(2008)
本年2009年は、1609年、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向けた年から数えちょうど400年という節目を迎えます。この意義ある年を国連やユネスコ、国際天文学連合は、宇宙の中にある地球や人間の存在意義など、自分探しと自分自身の発見を願う思いから、2009年を世界天文年と定め様々な啓発事業を展開しています。こうした中、6月10日午後、京都市南区の篤志者から、京都市青少年科学センターへ、未来を担う子供たちの想像力と可能性を引き出す願いを込めて、ガリレオが作った当時の望遠鏡のレプリカや太陽望遠鏡など、世界天文年にふさわしい展示物が寄贈され、私も寄贈式典に同席をさせていただきました。
寄贈式典の後、私もガリレオが製作した望遠鏡を覗き、未来に思いを寄せました。世界天文年のスローガンは、「宇宙・・・解き明かすのはあなた」です。私たち政治家も、希望ある未来への道筋と方途を解き明かす努力をと決意を新たにしました。