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2009年4月27日 (月)

民間自転車駐車場整備助成事業

駐輪問題は、放置自転車対策として都市部では頭を抱える都市問題である。いたちごっこの様相も呈している。バブル崩壊後、100円パーキングがビジネスチャンスをゲットし、今や都市部における自動車駐車場に大きく寄与している。このほど京都市は民間駐輪場の整備を促進するため、整備に係る費用に対して一定額を助成する制度を創設させました。京都市は制度創設に際し「立地上の理由等により公共の駐輪場を整備していくことが困難な地域において、民間活力による駐輪場整備を行う際に、本市が設置費用等を助成する」としています。募集受付は本年6月1日から開始されることになります。

具体的な助成要件は、1.不特定多数の者の利用に供していること。2.自動二輪車のみの収容ではないこと。3.駐輪場の位置として、鉄道駅から概ね250m以内であること。4.収容台数が25台以上であること。5.駐輪場開設日より継続して5年以上運営すること。などが示されています。助成金額は、平面式の駐輪場では、1台当たり6万円。立体式では、1台当たり10万円を助成(原付・二輪は1台を1.5台分として換算)します。上限額は400万円とされています。駐輪場の確保は良好な都市環境の形成に資するために重要な政策です。今後どの程整備されていくかが、課題のようです。

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