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2009年1月

2009年1月 1日 (木)

理外の理・・・

Photo 2009年の新しい年の幕開け。本年もどうかよろしくお願いいたします。一昨年暮れの2007年を象徴する一字は「」。そして2008年を象徴する一字は「」。まさに混迷する時代を生きる私たちの社会をそのまま映し出している。さて本年2009年の一字は何となるか。時代は今大きく変動、変革、変遷の流れの中にいる。時代を切り開き新たな社会を創造するために求められるものは、いうまでもなく慧眼(えげん)である。理屈に合わない論理と哲学を、次代のリーダーに求め続けたのは商売の神様である松下幸之助氏である。氏は、「悩んでいるが悩まない」「喧嘩をするが協調する」等、一見合理性がなく理屈にならない哲学の必要性を主張しつづけたのである。それは人間が生きる社会では、足して割れる事柄ばかりではなく、目に見えない「何か」が存在し、それをリーダーは見る目を持たねばならないとしたのである。見る目というのはむしろ体感であり体験であり感性である。それを氏は理外の理という哲学で示したのである。本年一年も、私が混迷する時代の中で、その底流に流れる静かな地殻変動に目をやり向き合いながら活動を展開する決意である。その鍵は人間と人間との草の根の対話であることを確信して・・・。

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