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2008年5月

2008年5月16日 (金)

5月定例会(門川新市長の肉付補正予算)

平成20年度当初予算は、門川市長が当選後まもないこともあり、予算編成を精査することができず、前桝本市長が編成された予算案を基本ベースとして編成されました。その後門川新市長のマニフェスト(選挙公約)の実現に向けてより具体的な政策を盛り込んだ補正予算(肉付予算)が5月16日開会の京都市会定例会本会議に上程されました。6月5日まで委員会に付託され徹底審議を行うことになっております。新たな市政運営方針として「融合」と「共汗」の両輪が示されました。「融合」はヒエラルキー社会から、ネットワーク社会への移行に対応したもので、従来にない柔軟な発想で私も注目をしております。最近読んだ書籍の中で、「説得の時代から、納得の時代へ」という視点があり注目した。まさにヒエラルキーの社会は、お上から説得されるのが市民であった時代である。しかし現在の社会はネットワーク社会であり、説得ではなく、一人一人が納得する社会に変化してきていることをリーダーは認識しなければならない。これからの門川市政に期待をしたい。

本会議では、新たに富きくお(自民党市議団)議長、並びに小林あきろう(民主都みらい市議員団)副議長が誕生しました。同時に、わが会派からは、井上教子監査委員が誕生しました。

2008年5月14日 (水)

災害時専門家アドバイザー制度の創設(全国初)

近年頻繁に起こっている台風・集中豪雨・地震等の大規模自然災害や、放射線・生物剤・科学物質等による災害への対応力を強化及び迅速化するため、災害時専門家アドバイザー制度を創設することになりました。運用開始日時は5月15日から運用。具体的な対応については、土砂災害は京都大学防災研究所地盤災害研究部門が担当します。放射線災害は京都大学放射線同位元素総合センターが担当生物剤や化学物質災害は京都市衛生公害研究所が担当等をします。またアドバイザーには24時間体制で対応。

2008年5月 8日 (木)

国際マンガミュージアムと学校歴史博物館を実地視察

教育福祉常任委員会は、5月7日10時より、全国的でもめずらしいマンガ研究の博物館である「国際マンガミュージアム」と、歴史と伝統のある京都の番組小学校からの歴史を学ぶ「学校歴史博物館」に実地視察しました。マンガミュージアムは、手塚治虫や水木しげる等の漫画家個人の名前を冠した博物館や記念館はありますが、京都のように、世界に誇る日本の漫画文化の研究のための施設としての博物館は日本で京都だけで世界的にも有名です。今年の秋には、その京都の地で「国際マンガサミット」が環境問題をテーマに開催されることになっています。こうした施設は世界的にはベルギーなどに同規模のものが2つあるだけだそうです。京都精華大学に企画運営を委託しているため、集客できる企画が目白押しで年間20万人を超える来館者となりつつあります。また、京都の町衆の力で作り上げた小学校のさきがけとなる番組小学校の歴史を学ぶ「学校歴史博物館」も見ごたえのある施設でした。当時の京都は、天災等に見舞われたことや何よりも天皇家が東京へ遷都されたことによる京都の町の衰退感があった時です。この時に、京都の町衆は、京都を再度復興させる秘訣は、「知であり教育である」として、小さい地域単位に小学校を町衆の力でつくりあげたのです。すべて町衆の寄付でできあがっていきました。これが教育の原点であることを改めて痛感させられた委員会視察でした。

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