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2008年2月18日 (月)

京都市長選挙…門川大作氏大勝利

2月3日告示2月17日即日開票された京都市長選挙。自民党(党推薦)・公明党(党推薦)・民主党(府連推薦)・社民党(府連推薦)の門川大作氏が、他の新人候補に競り勝ち158472票を獲得し、見事当選を勝ち取りました。しかし次点との差は、951票差。20年前の田邊市長の時の321票差、桝本市長初出馬の際の4092票差を彷彿とさせる結果となりました。今回の京都市長選挙は、21世紀の未来の京都をつくるため、市民にとって極めて重要な選挙でしたが、京都市民の良識は、改革・信頼・京都力をモットーに、子供に笑顔、若者に夢、お年寄りに生きがいをテーマに、いのち・環境・知恵・ひと・刷新を政策方向としたマニフェストを市民に提示した門川大作氏を今後の市政の舵取り役に託したことになります。争点が市民から見て不明確であったのは、投票率は37.82%。新人4人の戦いでありながらも課題の残る結果となりました。6割の京都市民が投票に行っていない事実は、無関心というよりも、首長や政治家の側が、サイレントマジョリティの住民ニーズを今後どのように把握するかも大きな課題となりそうです。未来の京都づくりには、行財政改革、組織改革、不祥事根絶、同和問題、地球温暖化対策、高齢障害者福祉、子育て、地域経済対策、観光振興、景観政策、公共交通等多くの課題が山積しています。新市長はすぐさま骨格予算の編成とともに、4月の組織編成や人事編成、そして肉付け予算編成に取り組まれることになります。「現地現場主義」「共汗」の行動をモットーとする新しい京都のリーダーに大いに期待したい。

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