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2006年12月24日 (日)

1:29:300(ハインリッヒの法則)

1:29:300の比率は、アメリカの技師ハインリッヒが労働災害の事例研究の中で統計分析で導き出した法則で、ハインリッヒの法則と呼ばれているものある。数字の意味は重大災害を1とすると、軽傷災害は29無傷災害は300あるというものである。大きな事件が発生する背景には29件の軽傷事故と、300件ものヒヤリハットがあるということでもある。

公務員倫理の欠如は、大きな事件が問題視されてからマスコミなどを通じ話題になる傾向にあるが、公務員倫理におけるヒヤリハット事例を検証する必要性が京都市にはあるように思える。このハインリッヒの法則を活用して区の改革方針を提案されたのが中京区役所である。各区とも現場職員の方々が英知を結集して策定されたもので甲乙付けがたいが、中京区の改革方針は、本庁でも十分に活用できうる内容であると私は感じた。

今後、各区の現場の知恵を共有化し、大いに活用してほしいものである。

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