参考人招致
8月9日京都市会厚生常任委員会が開かれた。重要な案件は、東山区の公衆浴場存続問題である。そして私が7月19日に提案した委員会条例や規定に則った参考人招致である。京都市会史上初めてのものとなるかどうかということもあり注目されていたが、自民党・共産党・民主都みらい議員団の反対もあり、参考人招致は否決されました。
民間対民間同士などの利害の絡む問題の請願審査の場合には、一方だけを招致するというのは問題が残るため私は慎重に対応すべきだと考えています。しかし株式会社とはいえ半官半民というより公共事業推進の主体者である阪神道路株式会社(以前は阪神道路公団)を参考人として委員会に招致することは、請願審査をする上で大きな意味をもつものであり、議会の権能を十二分に発揮できるチャンスでもあったことを思うと実現できなかったことは誠に残念である。
その上で、公衆浴場存続を求める請願審査は、速やかに結論を出すということを各会派確認した上で、8月9日は留保になりました。次回開催される委員会は、議員および議会の良識と高い見識が問われる最大の山場となるに違いない。
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作品名:こころのそばに君がいる
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