京都市のゴミ、なぜ有料化するのか?
2006年10月1日から、家庭ゴミ及び資源ゴミ袋が有料指定袋制になります。有料化する理由は、大きく3点あります。
★ゴミ減量・リサイクルを一層促進するため
★環境にやさしいライフスタイルを確立するため
★地球温暖化の対策強化のため
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有料化は、ゴミの発生抑制を促進するための有効は手法として、国の廃棄物処理の基本方針に位置づけられており、各自治体でも制度導入によってその後ゴミの減量が進んでいるという実態調査結果があります。ゴミを出す人にある程度の負担感を持っていただくことによって、ゴミへの関心度が高くなり、減量化を一層促進させる効果的な政策だと言えます。
また循環型社会実現のためには、大量生産・大量消費・大量廃棄の現在の生活様式を見直すことが重要であり、有料化はそのきっかけとなる政策です。
さらに、地球温暖化の防止は待ったなしです。ゴミを焼却するエネルギーは、ゴミが多ければ多いほど二酸化炭素を多く排出します。第三回気候変動枠組締約国会議(COP3)が京都で開催され京都議定書発祥の地である京都市から脱温暖化社会実現のための取り組みを推進することが求められます。
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