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2006年4月30日 (日)

下からの政治(人間の政治)

「今、社会で人間への愛や思いやりは無視されているのではないか。特に自分を玄人と自負している政治家たちは、そんな言葉を軽蔑し腹の中であざ笑っているのではないか。ウソの言論、ウソの政治と戦うべきではないか。それは下からの政治である。機械の政治ではなく人間の政治、綱領(テーゼ)からではなく、人間の心から成長くる政治である」・・・・。私はこの透徹した哲学的言葉が好きだ。この言葉は、チェコを独立に導いた無血のビロード革命の指導者であるハベル大統領の言葉である。

実は、この言葉は今から13年前の私の広報宣伝紙に引用したものであるが、現在の政治状況や社会情勢を見ても、決して色褪せることなく光彩を放っている。

人間の政治。人間の心からの政治が実現していない証左でもあろう。わが国の戦後の運動は、確かに学生運動や労働運動など無血革命とは言いがたい運動ではあったが、しかし戦争は起きなかった。しかし心の戦争が現在の精神の荒廃を招く結果になったことは誠に皮肉である。平和や人権は、尊い先駆者の血の上に成り立っていることを思う時、混迷の時代を切り拓く今こそ、政治家が血と汗を流す時である。だからこそ庶民大衆の中に入りきった精神闘争が不可欠である。

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