生物多様性保全(予算委員会@環境政策局)
3月8日には、環境政策局の令和3年度予算案に対する審議が行われました。私は、地域気候変動適応センターの設置と、生物多様性保全推進事業について、質疑を行いました。
地域気候変動適応センターについては、気候変動適応法に基づいて設置の努力義務が規定されているものですが、昨年門川大作京都市長がマニフェストの中でもお約束していたものです。すでに全国1府22県2市が設置されている中で、はじめて府と市が協調して設置することになり注目をされています。京都市では、昨年末、地球温暖化対策条例を改正し、令和3年4月から新たな取り組むをしていくものです。
具体的には、新年度早期に、大学や環境研究機関への業務委託を行っていくことになりますが、今後は、如何に効果的にネットワークを拡大していけるか、市民の行動に生かせるかにかかっています。
また、生物多様性保全推進事業については、特に生物多様性保全の担い手宣言(仮称)の創設について言及。できるだけ市民に親しまれるネーミングの必要性や、宣言される活動家に対しての認証のあり方等について質疑を行いました。
京都市は新年度に、①京の生きもの・文化協働再生プロジェクト認定制度の拡充、②生物多様性保全の担い手宣言制度の創設、③ポータルサイト「京・生きものミュージアム」の充実、④自然観察会、⑤京の生きもの生息調査の実施、を事業化することになっています。
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