多文化共生 『安里和晃』准教授と意見交換
昨年、公明党京都市会議員団の政策研究として市長に提言を行った「多文化共生のまちづくり」について、京都大学大学院文学研究科准教授である安里和晃(あさと わこう)先生から当議員団に対して政策調査のため意見交換の要請があり、6月16日午後に意見交換会を開催しました。安里先生は、京都市の多文化共生のまちづくり推進プロジェクトチームのオブザーバーとして外国籍市民に関する諸施策について企画段階から助言指導をいただいている先生です。意見交換会では、安里先生から、私ども当議員団の提言に対しての感想やご意見を頂き、その上で質疑応答を通して今後の政策課題について議論をさせていただきました。私も「提言には盛り込めなかった条例の必要性の是非について」安里先生に問題提起をさせていただきました。多文化共生施策は全国比較しても多種多様な形をとっている。地域特性をふまえなければならないことと、そしてその都市が多文化共生施策に関して将来ビジョンをしっかりと持っておくことが必要不可欠であること。その目標(ビジョン)の市民と共有することがあってはじめて条例化という流れになるのではないかとのご所見を頂くことができました。また、意見交換会では、外国人における新型コロナの影響に関する分析の必要性についても議論がされました。
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