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2020年3月18日 (水)

中学校給食に関する実態調査結果

京都市教育委員会は、20年近く選択制による中学校給食を実施してきています。しかし、時代の変化とともに、生徒を取り巻く食生活の変化や生活スタイルの変化に対応するため、学校調査は73校、生徒アンケートは17校約2000名、保護者アンケート2000名を対象に昨年10月に実施した、「中学校給食の充実及び食育の推進に関する実態調査」の集計結果が明らかになり、3月17日の京都市会教育福祉委員会で報告された。

調査概要については、①学校の取組や生徒の食生活及び意識、②昼食における栄養の摂取状況、③現行の選択制中学校給食の評価と課題等をはじめとする内容となっています。集計結果の詳細は後述するとして、教育委員会が実施したアンケート調査については、全体的に以下の考察が示されました。

<考察❶>昼食の状況を見ると「コンビニ購入」の生徒は約5%となっているが、そのうち約3分の2の学校が栄養の摂取状況が「不十分」又は「どちらかといえば不十分」となっており、それらの生徒や保護者への働きかけや昼食時間の指導の充実が必要である。

<考察❷>「分量」や「味付け」については、多くの生徒が「ちょうどよい」と回答しているが、更に充実・改善を図る必要がある。

<考察❸>昼食時間について、「短い」と感じている生徒が多数おり、検討の必要がある。

<考察❹>食事の時に食品の組み合わせや栄養バランスなどについて「考えたことがない」と回答した割合が約4割になる一方、普段の食事で栄養のバランスがとれているかについては「とても思う」「思う」が約4分の3となっている、生徒の食に関する意識を高める必要がある。

<考察❺>食事とともに、睡眠や運動などの大切さについての意識は高まっているが、健康で充実した生活を送るためには、更に理解を深める必要がある。

<考察❻>「食塩」や「脂質」の取り過ぎ、また、「鉄」や「カルシウム」の不足など、全国状況と同様の結果であった。

<考察❼>家庭においても生徒の食に関する理解が深まり、望ましい食習慣を身に着けられるよう、学校や地域と連携し、取り組む必要がある。

以上のような考察がなされています。こうしたアンケート結果からみられる考察を踏まえ、今後「中学校給食」について、ごはんのサイズの選択制の導入や、昼食時間の拡大、予約システムの一層の活用等を検討されることになります。また、「食育」については、食生活の改善や啓発活動の展開の検討等について議論がなされることになります。

今後のスケジュールは、4月には、中学校へ調査結果を報告し、献立の充実と改善に着手し、6月には、食教育主任研修会の実施、教員向けの指導コンテンツ資料(食育放送)の制作、生徒の食選力チェックシートの作成に取り組み、10月頃には、学校へ詳細な分析結果の報告を行い更なる充実を図っていく予定です。

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