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2018年3月28日 (水)

京都遺産と無形文化遺産の認定

まち・ひと・こころが織りなす京都遺産審査会は、昨年7月から3回にわたり審査を行い、この程、新たな京都資産として3件の認定が望ましいとする答申を門川市長に提出しました。これまで、①北野・西陣でつづられ広がる伝統文化、②山紫水明の千年の都で育まれた庭園文化、③世代を越えて受け継がれる火の信仰と祭りの3件が、平成29年3月に認定されていますが、今回は「明治の近代化への歩み」「千年の都の水の文化」「京町家とその暮らしの文化」の3件が新たに京都遺産として認定することが望ましいとされました。例えば、千年の都の水の文化は、恵まれた水の都の自然を背景に織りなす、河川・運河・用水・名水・滝・池・湧水・京料理・京野菜・清酒・京菓子・信仰・茶の湯・京友禅など暮らしに息づいています。

また一方、京都をつなぐ無形文化遺産審査会では、昨年6月から3回にわたり審査を行い、この度、新たな無形文化遺産として1件の認定が望ましいとする答申を門川市長に提出しました。これまで、①京都の食文化(平成25年10月)、②京・花街の文化」(平成26年3月)、③京の地蔵盆(平成26年11月)、④京のきもの文化(平成28年2月)、京の菓子文化(平成29年3月)が認定されていますが、今回新たに、「京の年中行事」が無形文化遺産に認定することが望ましいとされました。

悠久の歴史と伝統の歴史が織りなす文化は、多方面にわたって文化財的要素として京都を形作ってきましたが、また新たな文化遺産の認定により更なる文化力が高まることを期待します。

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