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2017年11月15日 (水)

環境モデル都市(北九州ニューグリーンフロンティアプラン)

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公明党京都市会議員団(曽我修団長)は、11月15日午後より、環境先進都市北九州市の「北九州市地球温暖化対策実行計画・環境モデル都市行動計画」の取組みについて視察調査しました。

戦後、鉄鋼業のまちであった北九州市は、公害問題の克服が大きな課題となっておりましたが、環境政策を都市の重要な政策と位置づけ、これまで公害対策政策、地方外交政策、循環型社会形成政策、持続可能な社会形成政策、低炭素社会形成政策、自然共生形成政策と、環境未来都市を目指し取り組まれてきました。こうした取り組みが評価され、1985年には、OECDの環境状況報告での紹介、1990年には、国連環境計画から「グローバル500」を受賞、1992年には、リオ・サミットで「国連地方自治体表彰」を受賞、2000年には、国連ESCAP環境大臣会議で「クリーンな環境のための北九州イニシアティブ」が採択、2002年には、ヨハネスブルグ・サミットで「地球サミット2002持続可能な開発表彰」を受賞、2011年には、OECDの「グリーン成長モデル都市」に選定、2013年には、OECDが北九州レポートを全世界に紹介など、世界的に注目されている都市となっています。また、日本でも2008年に、環境モデル都市に選定されました。環境モデル都市は、現在、京都市とともに23都市が選定されていますが、北九州市は草分け的存在と言えます。

地球温暖化防止対策としては、環境の産業化と産業の環境化への転換、環境活動と地域コミュニティ活性化の融合、スマートコミュニティや水素タウンなどの地域エネルギー拠点化推進事業など、総合的な政策を推進しています。特に、市民が日常的に低酸素社会実現に向けて取り組むための方策として、省エネ、節電、エコ運転、ごみ減量など「ていたん生活(低炭素な生活)」を提唱しています。

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