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2017年11月15日 (水)

岡山ESDプロジェクト

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公明党京都市会議員団(曽我修団長)は、11月15日、SDGs(持続可能な開発目標)の政策を研究するために、岡山市で先進的取り組んでいる「岡山ESD プロジェクト」を視察調査しました。ESDとは、持続可能な社会づくりのための「持続可能な開発のための教育(Education Sustainable Development)」のことです。この取組は、国連の2002年のヨハネスブルグサミットにおいて、国内NGOの提言を受けて日本政府が提案したことにより、2005年から2014年までを「持続可能性な開発のための教育の10年」と定めたことに端を発しています。2014年には、岡山市と名古屋市でESDの世界会議が開催されるなど、我が国野中で岡山市は極めて先進的な取り組みをされてきました。ESDでは、人材育成を目指し担い手を育むための教育が極めて重要であり、エネルギー学習、環境学習、国際理解学習、世界遺産や地域の文化財等に関する学習、気候変動学習、生物多様性学習、防災学習等を通して、環境・経済・社会の総合的な発展のためにの総合的な人間力の育成を目指すものです。岡山市では、その推進について、岡山ESD推進協議会の設置をはじめ「ESD条例」の制定や、推進体制の事務局として市民協働局ESD推進課の設置など、岡山市の基本計画の根幹にESDの理念をしっかりと位置付けています。

また、ESDの活動を世界的に展開市ネットワークを拡大していくため、国連大学は、持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点としてRCE(持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点Regional Centers of Expertise on Education for Sustainable Development)を提唱及び認定していますが、2005年6月には、岡山地域が世界の6地域とともに認定されています。現在世界では、129地域に認定され、日本では、岡山市をはじめ北九州市、神戸市、横浜市、中部、仙台広域圏の6地域が認定されています。

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