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2017年5月19日 (金)

代表質問

Daihyousitumondaido

5月19日には、各会派代表制による一般質問の本会議が開会され、公明党市議団からは、吉田孝雄議員(伏見区)と私が登壇しました。

私は、持続可能な都市・京都の実現に向け、多様性(ダイバーシティ)と、レジリエントという2つの視点から論を展開し、世界市民を育む人権文化施策の推進と、市民協働のレジリエントシティ構築の取組、図書館の新しい役割宿泊拡充誘致方針(MICEタイプ)の具体化若い世代への食育の取組について質問を行いました。

また、吉田孝雄議員は、①子どもの貧困問題、②子育て世帯を支援する住宅政策、③自転車走行環境の充実、④伏見観光の充実強化、について質問を行いました。

本会議では、他に、①文化庁の京都移転の課題、②民泊対策、③自動運転普及による社会的課題解決、④公契約基本条例の課題、⑤京都駅東南部エリアのまちづくり、⑥待機児童対策、⑦地球温暖化対策、⑧働き方改革、などについて各会派から質疑がありました。

大道義知質問原稿(全文)…daidositumon.pdfをダウンロード

吉田孝雄議員質問原稿(全文)…yoshidasitumon.pdfをダウンロード

私の質問に対する門川大作京都市長の答弁の要旨は以下の通りでした。

①人権文化施策の推進について…今後東京オリンピック・パラ人ピックをはじめとする世界的な行事が開催される中、益々人や文化の交流が加速していくことから、多様性の調査を基調とした人権文化の役割が一層高まってくる。多様性を尊重する文化を京都から発信していくことが京都の使命である。今後、多様性の視点を踏まえた今日的な新たな人類の課題解決に向けた取組を進めたい。

②レジエントシティ構築について…レジエンスを自分事として受け止めていただくことが重要であり、市民協働の取組が不可欠である。今後の指針となるレジリエンス戦略は来年度早期に策定していきたい。

③図書館の新たな役割について…地域の課題解決型サービスを提供する機能を加えることが、これからの地方創生の時代に重要であると認識している。今後、地域課題を整理し、各館連携のもとで地域課題の解決型サービス図書館の機能拡大に努めたい。

④MICE型宿泊誘致制度について…実際の誘致にあたっては、地元企業や地域のニーズをしっかりと把握することが重要である。早急にものづくり関係者等との意見交換の場の機会の確保や、市内企業への訪問ヒアリング、さらには区役所を通じた情報収集の実施等を通じてニーズ調査を実施し、事業者とのマッチングを進めていく。

⑤若い世代への食育推進について…大学生への朝ごはん運動を今年度から実施する。またアプリの開発については、食育ポイント付与の仕組みも制度化したい。またいきいきポイント手帳も市民意見を尊重し改善したい。

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