区政創生に関する調査研究を市長に提言
私は、毎年度、政務活動費を活用して京都市における重要な政策課題を調査研究していますが、平成28年度は、京都市における今後の区政創生に関する調査・研究として、「サスティナブル・シティ京都を支える区政の今後の方向」をテーマに研究を行い提言書としてまとめ4月7日に門川大作京都市長に政策提言を行いました。 「サスティナブル」とは、「持続可能な」という意味であり、「区政」とは「コミュニティ・ガバナンス」と定義付けした上で、提言では、「これまでの京都」と「これからの京都」に見る持続可能な都市の可能性という2つの座標軸と、「町衆と地域のチカラ」という起点と、接点としての「区役所」という2つの視点を踏まえた上で、地方自治体を取り巻く現状と課題を調査しました。 そして、今後の新たな区政創生に向けた提言として、①地域の個性や特性に応じた多様性のある区政の推進、②独自性のある区政の展開に向けた区の機能・強化、③地域間の連携強化と仕組みづくり、④公共サービスの拡大(新しい公共)に対応する仕組みづくり、⑤次期総合計画の策定を見据えた区の規模・区域の再編の検討、の6つの分野にわけ、20項目の具体的施策事業の検討を求めています。 門川市長からは、「生活現場である地域の接点となる区政を、持続可能な都市づくりの視点においた政策提言は、今まで見聞きしたことがない」とし、「新しい観点の問題提起」だと言及されました。
「サスティナブルシティ都市京都を支える区政の今後の方向…kuseisousei.pdfをダウンロード
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