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2016年12月15日 (木)

京都駅八条口駅前広場整備事業グランドオープン

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京都駅八条口は、昭和39年(1964年)東海道新幹線の京都駅開業以降、待機スペース不足、歩道幅の不足、客待ちタクシーや観光バスの混雑、マイカーの路上駐車等、多くの課題を抱えながら半世紀が経過しました。この度、未来の京都を見据え歩くまち京都の実現を図るため、平成21年(2009年)から協議を重ね、都市計画の変更手続きを行い、平成26年(2014年)から整備工事がスタート。平成28年12月にすべての工事が完了したことに伴い、12月15日午前、京都駅八条口駅前広場整備事業のグランドオープンを祝す記念式典が開催されました。 整備方針は、まちを元気にする!健康でいい!環境にやさしい!との歩くまち・京都の理念を踏まえ、①既存の交通をより使いやすくする、②歩くことを大切にする生活様式への転換、③歩行者優先のまちづくり、の3つの柱で進めてきました。 この間、パークアンドライド駐車場の利用台数も平成14年1727台であったものが、平成28年には、8258台と約5倍もの利用台数となってきています。また、観光客のマイカー利用台数も平成6年は41.7%であったものが、平成25年には15.1%、さらには平成27年には6.3%と大きく減少しています。 四条通りの歩道拡幅事業や八条口駅前整備など時代の先を見据えたこうした事業は、計画時点ではなかなか市民に理解されにくいものかもしれませんが、「未来のために今を生きる私達が考え決断し行動すること」の気概でまちづくりを進めれば、きっとどの世代にとっても素晴らしい都市となることに間違いはありません。

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