デザイン国際都市である神戸市における、デザイン創造によるまちづくりの手法を学ぶため11月16日公明党京都市議団は、神戸市にある
デザイン・クリエイティブセンター神戸へ視察調査活動を行いました。センターの施設は神戸港の近くにあり、現在は活用されていない生糸検品等の施設のビル全部をデザインコンテンツのセンターとして再生されたものです。センターのネーミングも
「KII+○:」(キイト)と呼ばれています。神戸市から指定管理者として活動されており、民間のデザインノウハウを、行政の課題や、地域の課題を解決するため、ワークショップ等を行い地域現場からの政策提案を数多く手掛けているところで、お話しを聞くにつれ、まさに神戸市のシンクタンクとなっています。センター長は、こうした活動の成功の陰には、必ず「
風」「
水」「
土」があると力説されています。すなわち、「
風」とは、地域に必ず刺激を与える存在として
種を植えることが不可欠。また、「
水」とは、その地域に寄り添い、
種に水をやり続けることも不可欠。そして、「
土」とは、そこの地域に生き続ける存在を耕し、
しっかりと根を張り活動をし続けることの、
3つの要素の重要性を指摘されていました。
既成概念にとらわれないアイデアや工夫を採りいれ身のまわりの社会的課題を解決する手法が、「
+クリエイティブ」であることも訴えておられ、大変に参考になる視察調査でした。
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