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2016年8月24日 (水)

教育福祉委員会(8月24日)

京都市会の定例の教育福祉常任委員会が8月24日に開会されました。委員会では、教育委員会から、①京北地域における小中一貫教育校に向けた検討協議会の進捗状況、②洛陽工業高校の跡地(京都市南区)に予定されている新しい普通科系高校の創設に関する基本方針を踏まえた「新普通科系高校創設に関する中間まとめ」についての市民意見募集の結果、について報告があり、質疑を行いました。
小中一貫教育校の場合、給食制度、通学距離等、様々な課題が議論になるが、学年の区切りも議論のひとつである。京都市教育委員会では、小学校と中学校の施設一体型の場合、4年・3年・2年の「4・3・2型」となっており、施設併用型の場合、5年・4年の「5・4型」を取っています。学年に区切りによって教育的効果の差異があるどうかの議論がある。一貫校でない場合には、今日まで6年・3年の「6・3型」となっており、公教育と教育の機会均等の視点から子ども達の教育システムに差異があることは好ましくない。試行錯誤をしながらの取組ではあるが、早期の改善が課題ともなる。
また、「新しい普通科系高校」については、現在南区にある塔南高校が移転することになりますが、その塔南高校が洛陽工業高校跡地に移転する中で、全国をリードする新しい高校として生まれ変わることを目指していることからこの名称を使用されている。

また、保健福祉局から、①年金生活者等支援臨時福祉給付金(高齢者向け給付金)支給事務における支給判定の誤り、②児童相談所業務評価制度の創設、③「生きがいづくり支援施設等の今後の基本的なあり方について」に関する市民意見募集、④「健康長寿のまち・京都 いきいきポイント」事業の開始及び「健康長寿のまち・京都」ポータブルサイトの開設、について報告があり質疑を行いました。
生きがいづくり支援施設等の今後のあり方については、平成29年4月よりスタートする「介護予防・日常生活支援総合事業」を踏まえ、従来取り組まれてきた既存の施設との整合を図るため、高齢者の居場所と同じ通いの場である「老人クラブハウス」や、「老人いこいの家」は、「健康長寿サロン(仮称)」に統合する方向性で、老人福祉センターの今後の方向性についても議論がされていくことになる。
因みに、高齢者の居場所は、現在257か所が設置されており、1回平均12人、年間延べ15万人余りの高齢者が利用されている。老人クラブハウスは、98か所が設置されており、1回平均10人、年間延べ17万人余りの高齢者が利用されている。老人いこいの家は、5か所設置されており、1回平均17人、年間延べ2万人余りの高齢者が利用されている。老人福祉センターは、17か所が設置されており、一日平均121人、年間延べ60万人余りの高齢者が利用されている。
私は、「いきいきポイント手帳」事業について、手帳の印刷及び配布冊数、全世代への啓発、プレゼントの仕組みについて、応募投函のシステム等、今後の課題について質疑を行いました。

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