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2016年5月

2016年5月13日 (金)

女性フォーラム

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私が市会議員になってから毎年地道に取り組んできた「世界消費者権利の日」の意義を踏まえた女性フォーラムを管理栄養士等の講師を迎え、5月12日に開催しました。このフォーラムは、環境問題や健康医療問題など、女性ならではの政策課題を学習する機会r提供するもので、女性の地位向上にもつながるものともなっています。 今回のフォーラムのテーマは、「女性のための食べて元気になるヒケツ」。日頃の食生活の点検と改善、適切な運動の励行の必要性を伺い日頃の生活のリズムを改善しなければならないことを参加者全員痛感されていました。女性のための講座でしたが、内容は、男性もよく勉強しなければならない政策課題です。

ヒューマンエラーの克服

5月11日(水)には、教育福祉常任委員会において、教育委員会の報告案件とともに、保健福祉局から報告案件がありましたが、「母子福祉資金貸付金台帳(写し)の流出」「児童扶養手当の未払い金の発生」「精神障害者保健福祉手帳交付事務における手帳等級誤り交付」の3件ものヒューマン・エラーの報告がありました。
いずれも事務手続きのチェックミス等が主たる原因によるもので行政上の不祥事であることには違いありません。再発防止策として各事案について方針徹底がなされることになりますが、こうした事案が多発するときは特に注意しなければなりません。今回の事案については行政側も被害者の方々からの批判や賠償問題、人権問題等には大きく発展していないため、事の重大さのレベルを低く認識しがちです。今回の不祥事案にすべて共通しているのは、「被害者がすべて社会的に弱い立場にある方々への支援による不祥事」であるという点です。弱い立場の方々故に、権利として意見を述べられることも多くはないと思います。それだけにサポートする保健福祉局の職員の職務の理念には、「事務・業務」ではなくどこまでも「福祉としての行動」でなくてはならないということです。
平成18年に京都市では不祥事の抜本改革大綱を策定し、不祥事根絶に向けた取組みを全庁挙げて取り組まれ「不祥事を生む風土」の改革ができたと思います。しかし改革されてきた「風土」を「風化」させてはなりません。
改めて職員全員が、「理念の共有化」「責任の共有化」そして「行動の共有化」を自覚し職務に精励し、ヒューマンエラーを克服していってもらいたいものです。

2016年5月12日 (木)

5月12日

5月12日は、私の61回目の誕生日である。改めて今日まで生きてこられたことへの感謝とともに、自分を支えてきていただいたすべての方々に感謝を申し上げたい。60歳の還暦の時から決意をした「世界市民として報恩の道を」をこれからも地道に誠実に歩みたい。
5月12日は、看護師であるナイチンゲール(1820年生まれ)、武者小路実篤(1885年生まれ)が生まれた日でもある。年代は違うが自分と同じ日に生まれた偉人に学びたい。
ナイチンゲールは、フローレンス・ナイチンゲールとの名前の通り、イタリアのフィレンツェ(フローレンス)市に生まれた両親との絆を大切にしたまさに天使である。私も昨年奇しくも京都市を代表してフィレンツェ市での平和と人権施策推進のための国際会議に参加させていただいたが、フローレンス・ナイチンゲールがフィレンツェ市にゆかりがあることに改めて身近に感じる所以である。彼女は作家になるか、家庭に入り家事に従事するか、看護の道に進むか、自分の進路に悩んだ挙句、第三の道である看護の道を選ぶ。クリミア戦争での活躍を契機に、世界的に多大な功績のある彼女の誕生日は「看護の日」となっている。
ナイチンゲールは、「天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩するもののために戦う者である」と声高らかに叫ぶ。
また、武者小路実篤は、生涯を楽天主義で生きた作家である。彼の信条を表す言葉として「わが行く道に茨多し されど生命の道は一つ この外に道なし この道を行く」と。61回目の誕生日に偉人に学ぶこと多し。

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