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2016年2月 9日 (火)

選択の科学(幸福と選択)

選ぶことのできる選択肢が多く、自由度が高まれば高まるほど、幸福感は増すという研究結果がある。
これは、「幸福」と「選択」の関係を論じたアメリカ・コロンビア大学アイエンガー教授の「選択の科学」に記載されている。
京都市長選挙では、「豊かさ実感」を政策モットーとして打ち出したのが、門川大作さん。133の市民の皆様とのお約束(マニフェスト)を示しましたが、ある意味、多くの政策を市民に提起したこと自体、この選択の科学の論理に合致するものだ。
一番重要なのは、自由度の高い多くの選択肢をどれだけ自分事化して、市民一人一人が共に政策を実現できるかである。
アイエンガー教授の著では、ある高齢者介護施設での心理学実験が紹介されており、あるグループは、職員が選んだ鉢植えを入居者に配り、水やりも職員が行うことにし、その施設で見る映画も職員が番組を組んだそうだ。別のグループでは、入居者自身が好きな鉢植えを自分で選び、水やりも自分達でする。映画を見る曜日も入居者自身で決めたという。
3週間後の調査では、「選択権なし」のグループの70%以上に健康状態の悪化が見られ、「選択権あり」のグループの90%以上に改善が見られたという。
市政も同様ではないだろうか。義務的でお任せ民主主義ではなく、自分達で選んだ市長や議員といっしょにみんなの京都を創り上げていくチカラこそ、これから市政に求められているものだ。

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