オランダが生んだ絵画の巨匠
フェルメールとレンブラントの絵画展が、京都市美術館で開催されるにあたりオープニングセレモニーが行われ参加させていだきました。オープニングには、西洋の古典楽器による生演奏もあり当時のヨーロッパの雰囲気を醸し出していました。
17世紀オランダ黄金時代の巨匠たちと銘打ち開催された絵画展は、特に「
世界劇場・女性」として女性に光を当てたものとなっています。全体の構成も
①オランダ黄金時代の幕開け、②1602年東インド会社設立の頃の女性たち、③フェルメールの女性像、レンブラントの女性像と4部構成となっています。
その象徴的な出品が、この度日本初公開となったメトロポリタン美術館所蔵の
フェルメールの「
水差しを持つ女」です。青と黄色を基調とした画風のフェルメールならではのタッチと構図に鑑賞者が見とれておられました。
また、絵の中の壁の世界地図や、机のしつらえ等の中に、当時のオランダの興隆発展の様子が見て取れるようです。
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