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2015年3月14日 (土)

文化芸術創造のまちづくり

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京都の文化力は、世界に誇れる歴史遺産とも言えるものです。山紫水明の地・京都において、コンサートホールや、新しく整備されるロームシアター(旧京都会館)を舞台に広がる音楽文化、また京都市美術館が立地する岡崎周辺地域は、まさに京都の文化芸術のモデル地域ともなっています。 私は南区においても、こうした文化芸術のチカラをまちづくりの大きな柱として推進することが、重要であることを以前から訴えてまいりました。 地域を歩き区民の皆様と対話すると、南区には、長年地域で活躍されている文化芸能の担い手が多くおられることを肌身で感じます。特に、私の好きな音楽でも、日本のカントリー界の草分け的存在の方々が南区に在住されご高齢ながら今でも現役で活躍されています。カントリーやブルーグラスでは、自宅を音楽スタジオに関西から毎月南区にこられ熱いセッションが繰り広げられるなど、地域・人の文化力も極めて高い地域だと感じています。 しかし残念なことに、音楽ホールや文化ホール等の文化芸術を演出する舞台が南区には少ないのが実態です。「南区には工場や下水処理場やごみ処理場ばかり」「文化芸術で南北地域の格差がある」と区民の皆様かたよくご指摘をされることがあります。 しかしながら南区には、洛陽工業高校の統合移転に伴う跡地、小中一貫教育として新たに設立された凌風学園統合後の、山王・陶化・東和小学校の跡地、さらに南警察署移転に伴う跡地等、今後の南区のまちづくりにとって新たな拠点施設となる可能性を秘めている場所が数多くあります。この場所を今後どのように活用するかが問われています。南区ばかりの視点だけではありません。立地条件を活かした京都的視野も十分に取り入れ、京都の活性化と未来創造のための施設として整備することが重要です。 次の南区のまちづくりに有効に活かすため、その一つでも文化芸術の舞台として整備方針が決まるようその実現に向けて挑戦してまいります。

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