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2014年4月12日 (土)

『京都の音楽文化振興提言』を門川京都市長に提出

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平成25年度の政務調査研究として、私は「京都を舞台にした多様な音楽コミュニティの創出」と題する音楽文化振興策について調査を進めてきましたが、このほどその調査結果を踏まえ、提言としてまとめあげることができたので、4月8日、門川大作京都市長に提言をさせていただきました。音楽文化振興担当の藤田副市長をはじめ、奥文化芸術担当局長も同席してくださり、京都市会としては、はじめてとなる音楽文化振興提言に関心を寄せていただきました。 提言の概要は、京都における音楽文化の戦後史調査、他都市の事例調査、学者文化人へのヒアリング調査をもとに、具体的な京都の音楽文化振興のため、①美術館等文化施設と音楽の融合、②音楽コミュニティ創造のための支援、③六感で感じる観光の推進、④音楽が流れる商店街の創出、⑤京都音楽大使制度の新設、⑥公共空間における音楽アセスメントの積極導入の、6つの政策提言をしました。 今回の調査研究に至る背景には、アメリカの未来学者アルビン・トフラーの名著「文化の消費者」があります。彼は、「文化芸術の担い手がエリート主義と呼ばれる一部の富裕層から庶民大衆へ移行するとき、都市の活力を引き出すことができる」と指摘していますが、音楽文化の大衆化が、私のポリシーとなっています。そのために、敢えて京都の音楽文化の戦後史にスポットを当て、そこから未来への道標を模索することにしました。 しかし、ボーダレス化する世界、情報化のスピードの加速、長寿化等の時代社会の変化とともに、音楽文化の質も変化してくるものと考え、今回の提言は、まずは第1ステージとして、次の第2ステージへと課題をさらに研究することにしています。

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