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2013年11月28日 (木)

多様性の中の統一

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アメリカの1㌦コインには、「epluribus unum」とのラテン語が刻んでありますが、これは、「多様性の中の統一」という意味です。生物多様性が国際社会の中で課題となり、「多様性の中の統一」が、今後人類に課せられたテーマとなっています。物事を真理を射る目(視座)には、時代の全体観に立った視座(鳥の目)、時代の部分観に立った視座(虫の目)、そして時代の流れに立った視座(魚の目)が必要です。添付した地図は、財団法人日本地図センターが平成6年に作成したもので、日本の富山県を中心にした300万分の1の縮図の地図で、「富山中心正距方位図」と呼ばれものです。(余りにも衝撃であったので、関係者のお許しを得て写真を撮らせていただきました)。地図の配置が通常私たちが学校教育や、天気予報等で見る日本地図とは、まったく異なる配置です。 この地図を見ると、ロシアや、中国や、朝鮮、韓国等から見た日本は、私たち日本人が常日頃見ている地図とは異なるため、まったく頭の中の発想が逆転します。アジア外交、アジアの平和といっても、相手を認める寛容性や多様性を十分に認識した上でないと、議論や対話は常に一方通行になりがちです。視座を考える自身の立ち位置によって、考察に変化を余儀なくされることにもなります。鳥の目、虫の目、魚の目に加え、新たな視座(視点)を持たねばならないと痛感します。それは、「逆転の目」ともいえるのでしょうか。多様性の目寛容の目とも言うものでしょうか。その視座の確立こそ、「多様性の中の統一」に合致するものです。

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