災害に強いまちづくりと自治体の役割⑦新しい防災の考え方
今後は、新しい防災理念により対応が迫られている。巨大災害には、「防災」ではなく、「減災」という理念が極めて重要。大きな自然に対する小さな人間の認識をもつことと、これでだいじょうぶという完全戦略ではなく、小さい対策の足し算(積み重ね)により効果的な組み合わせで対応することが、特に重要である。
また、リスクマネージメントから、クライシスマネージメントへの転換の視点も重要であることや、何よりも地域住民のボトムアップによる防災まちづくりの必要性が強調された。(次項に続く)
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