多文化共生社会へ
韓国民団京都府本部主催の2011年の新春年賀交歓会が、1月12日京都市内のホテルで盛大に開催され私も参加させていただきました。地方参政権付与の実現への道程は、20年も前から紆余曲折を辿りながら今日に至っています。本日、多分化共生への実現を願う多くの方々のお話がありましたが、王清一団長のご挨拶と、金晃議長の結びのご挨拶の中に、現在の韓国の状況が映し出されていました。また、それを象徴するかのように、冒頭にヴァイオリニストの丁讃宇氏が、未来への道程のメッセージが込めて、「イムジン河」「懐かしの金剛山」「さくら」の演奏をされました。「イムジン河」は北朝鮮の歌。「懐かしの金剛山」は、韓国の歌。そして「さくら」は日本の歌です。三国平和への道程は、多文化共生社会創出の努力が不可欠です。その方策は、政治的解決よりも、民衆文化による平和解決が最も重要であることを改めて痛感しました。
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