デイジー図書(教科書)
公明党京都市会議員団12名は、LD(学習障害)児童の教育を支援することを目的に、読解力を高めるためのデイジー図書(教科書)を活用した教育現場の実情を調査するため、11月15日午後、伏見住吉小学校で行われている育成学級の授業を視察しました。この日は、ちょうどデイジー図書(教科書)を使って1人の児童を対象に授業を行われていました。授業が終わった段階で、デイジー教科書を活用されて教育をされている専門教師の方に、デイジー教科書の具体的な使い方や今後の課題についてヒアリングをさせていただきました。
教科書が学習指導要領などにより改訂されると、新たな教科書を制作しなければならない実態をはじめ、現時点では、国語と社会の教科書がデイジー図書として活用されていますが、今後は、論理的な志向などを訓練するためにも、算数や数学のデイジー図書の制作も望まれます。新しい教育分野の課題であることから国からの支援が不可欠です。チーム力を生かし今後もがんばっていきたいと思います。
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