漂流する日本政治
参議院選挙で国民の民意と審判が下った。月刊誌「潮」8月号には、こうした状況を予見してか「漂流する日本政治」がテーマとなっている。二大政党政治のブレで1人区では自民党が勝利。政策的には菅総理の消費税発言が大きな影響で民主党は敗退。結果、今後の国会は衆議院と参議院と与野党が逆転する「ねじれ国会」に。まさにこれからが日本政治の正念場だ。早稲田大学の田中愛治教授は、これからの時代に臨む3つのポイントを指摘している。①有権者は、利益誘導型といわれている古い政治との決別を求めている。②今後の日本政治に求められるのは、責任をもって政策を打ち出し、責任政党として日本を運営できる政党である。③国民のために日本を引っ張る政党、日本をよくする候補者を選ぶことが重要である。と。
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