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2010年3月 6日 (土)

予算委員会(建設局)

3月5日には、建設局に関する平成22年度の予算審議が開催されました建設局質疑は例年、地元議員が常日頃から市民の皆様から、道路維持整備や、公園管理、河川管理、カーブミラーの設置等、まさに「どぶ板」の様々な要望を受けていることを反映した質疑内容になっています。どぶ板=生活、現場、草の根の声です。建設局の理事者も理念的な項目に対する質疑よりも、地域的な細かい課題についての質問の方が、緊張されているようだ。

また、今回は、京都水族館構想に伴う梅小路公園再整備計画についての意見も集中的なありました。さらに、山科区と東山区及び南区へ抜け斜め久世橋線へつなぐ京都高速道路建設についても様々な議論が交わされました。私の住む南区には、京都高速道路計画のすべてが入り込んでいる地域です。斜め久世橋線、油小路線、堀川線、西大路線、そして久世橋線の5路線ですが、市長はすでに計画は白紙撤回はしていませんが、社会経済動向や本市の財政状況から見て、残りの堀川線、西大路線、久世橋線の3路線は事実上凍結状態となっています。私も以前、南区の議員として委員会において未着手の3路線について白紙撤回を求めたことがあります。私が平成3年に初当選した時は、ちょうど高速道路の都市計画問題で地域住民の方々も大きな不安を抱えておられました。油小路線は、現在のような幅広い道路ではなく、南行きの一方通行で、買収も中々進まない時でした。およそ昭和5年ごろに都市計画決定されたのが油小路道路だったといいますから、実に80年近く経過していることになります。平成19年9月にスタートした新景観政策では、50年後、100年後といわれていますが、まさに都市計画道路こそ50年先、100年先の話です。2025年をピークに少子高齢社会となり、その後は人口減少となります。新京都市基本計画(2011年~2020年)には、こうした事業の方向性を人口動態の分析を踏まえた計画にしてほしいものです。

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