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2009年11月17日 (火)

11.17公明党結党の日

1964年、戦後復興の大きな道標となった東京オリンピックが開催された年の11月17日、公明党が結党し、船出した。1955年昭和30年に、戦後政治をその後担っていく自民党と社会党ができ、いわゆる55年体制がスタートしてから、ほぼ10年目に公明党は産声を上げたわけである。東西冷戦が続くなか、自由主義か社会主義かというイデオロギー政治が主流をなしていた時代に、庶民大衆の幸福を目指し、福祉の党として生まれたのが公明党である。今日までの45年の党の歩みは、まさに、福祉や人権、環境、教育という大衆の切実な願いをかなえるため走り抜いた道のりである。こうした政策を政治の表舞台に押し出したのは、まぎれもなく公明党である。現在の2大政党政治は、55年体制下とほとんど変わっていないといっても過言ではないだろう。2極対立(政権争い)の間で、犠牲になっているのは常に民衆である。政権という権力には、民衆や大衆を管理するという上から目線の魔力を有している。その権力の中枢を担う政治家自身の中に、それを克服できる力があってはじめて民衆のための政治は実行されるものと確信する。政治家革命の求められる所以である。プラトンが描いた国家の夢は、まさに哲学政治家の出現を渇望していたといえる。過日の衆議選の敗北から決意も新たにスタートした私は、45年前の永遠の原点を確認しつつ、変化に対応し進化する党として、一層地域草の根活動を展開しなければならないと改めて決意する日としたい。

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