« 京都祇園祭がユネスコ無形文化遺産の国内候補に決定 | メイン | 8.15終戦記念日 »

2008年8月 8日 (金)

ストレス解消の3R

高度に情報化する現代社会は、まさにストレス社会。中原英臣氏(新渡戸文化学園短大学長)が、このストレスについて興味深い研究をされているので紹介したい。ストレスという医学用語は1936年のカナダのハリス・セリエ博士が提唱したものだとのこと。このストレスの原因には①温度、湿度、騒音等の物理的要因、②疲労、感染、病気等の生理的要因、③不安、怒り、悲しみ、悩み等の心理的要因の3つがあるとされ、その最大の解消法は、何よりも脳を休めることだと指摘し、このことを3つのRとして提示しています。第1はRest(休養・休息)。第2は、Recreation(リクレーション)。第3はRelaxation(リラクセーション)。Restでは、寝る前の二時間は飲食をしない。日中に適度な運動をしてよく眠る。36℃~39℃の風呂にゆっくり入る。6㎝~8㎝の高さの枕を使用する。周囲を完全に暗くして寝る等です。Recreationでは、散歩等で自然の香りや音を楽しんだり、クラシックの名曲を聴いたり、マイペースの生活を楽しむ等です。Relaxationでは、ストレッチングで心と体の緊張をもみほぐし、目を閉じてゆっくりと静かに呼吸するなどです。ストレスは生体を守るための一種生体防御反応ですから、プラス思考でストレスと向き合いたいものです。

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

コメントは拒否されました。

Lekumo ビジネスブログ またはその他のOpenIDでログインしてください

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索