全庁“きょうかん”推進本部の設置
8月25日に、門川京都市長が不祥事根絶のために前桝本市長が立ち上げた信頼回復と再生のための抜本改革大綱推進本部を、発展的に解消し、より公務員倫理の取り組みを柱とした全庁“きょうかん”推進本部を立ち上げることを記者会見で表明した。門川市長が市政運営の大きな柱としている「共汗(きょうかん)」を全面に押し出した新たな取り組みである。新たな推進本部は市長を本部長に副市長及び局長等で構成されることになっています。第1回の会議は8月27日午前9時から開会される。具体的な取り組みとしては、“きょうかん”ミーティング、職場訪問チーム。窓口サービス評価・実践制度、市民応対アドバイザー、新たな人事管理システムの構築などが議題にスタートされる。私は2年前の11月に議員団として「京都市役所改革提言」を市長に出したが、その内容の柱のひとつとして公務員倫理の確立のためのコンプライアンス推進本部の設置や、コンプライアンス条例化を提言してきたが、本年8月31日で、抜本改革大綱が策定されて丸2年が経過する中での門川市長の英断である。今後の取り組みに大いに期待したい。
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