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2008年1月 1日 (火)

新しい年の幕開け(三つの眼)

新年明けましておめでとうございます。昨年中は暖かいご指導ご鞭撻を賜り心より感謝と御礼を申し上げます。本年もまた地域貢献の活動を進めてまいる決意です。どうかよろしくお願い申し上げます。

さて、物事や時代を見る眼として「鳥の眼」「虫の眼」というのがある。文学の世界でも司馬遼太郎や山本周五郎の思想性を対比させこれを論じたものもある。鳥の眼とは、まさに歴史の大きな流れや、世界的な視点で物事を見考えることを言うが、今の言葉で言えば「グローバルな視点」とでも言えまいか。また虫の眼とは、こうしたグルーバルな視点とは逆に、生活現場からの視点で物事や時代を見考えるというものである。大きな社会構造の変化といってもそれは一人一人の地域や生活の現場に現われてくるものである。今の言葉で言えば「ローカルな視点」とでも言えようか。この鳥の眼と、虫の眼を併せ持つことはまさに時代の要請である。これは「グローカル」と言うことにも通ずるものである。このグローカルという理念は、すでに古くからローマクラブが提唱していた「地球的規模で考え、地域で行動する」というテーマである。しかし情報化の急速な進展により様々改革が急務となっている現在、次の時代を生き抜く力(視点)は、この2つの眼のさらにプラスして時代の流れの読み取る眼を持たなければならないということである。この社会や時代の流れを読みとる眼が「魚の眼」であるというのだ。こう考えていけば、現在社会に生きる我々は、3つの眼をバランスよく持ち合わせ応戦していくことが求められる。とりわけリーダーと言われる人々は次代を生き抜くため、3つの眼を持ち合わせていなければ、時代の流れに振り落とされるだろう。鳥の眼=構想力、虫の眼=生活現場力、魚の眼=敏感力(応戦力)である。私も本年のスタートに当たりこの3つの眼をしっかり持ち生活現場から時代を切り拓いていきたいと決意している。

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