« バスロケーションシステムを設置(トピック30号) | メイン | 曲がり角に反射板を設置(トピック74号) »

2007年2月23日 (金)

議員研修会

京都市会では、22日午後、茶道裏千家家元:千 宗室氏を招き、本会議場で議員研修会を開催しました。テーマは「今日における文化の意義と京都の役割」で、16代家元としての諸活動の経験を踏まえ、京都文化の意義について講演をいただきました。

千 宗室氏は、講演の中で、文化は、母であり女性としての特性から生まれてくるものである。何事においても手間をかけるところにゆとりが生まれ、そこに『ありがとう』という感謝が生まれてくる。その中に文化がある。また日本の文化は京間から生まれたものであり、譲り合う中で文化が醸成されてくるものである。ムダの中にも必要なムダと不必要なムダがあると思う。不必要なムダは見栄であり、必要なムダはゆとりであるとも指摘。

私は、講演を聴き久しぶりに京都文化の真髄を垣間見る思いがした。情報化の社会の中で、便利すぎるぐらい豊かになった社会であるが、本当に『ありがとう』と心から言える社会になっているのであろうかと自問しなければならない。そして家元が指摘された『心の座標軸』をもつことの重要性を痛感した研修会であった

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。

コメントは拒否されました。

Lekumo ビジネスブログ またはその他のOpenIDでログインしてください

アクセスランキング

Google
WWW を検索
このブログ内を検索