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2022年3月18日 (金)

京都市らしい夜間景観★指針

3月17日の京都市会まちづくり委員会では、令和4年度予算以外の議案についての審査とともに、都市計画局から「京都の夜間景観~魅力ある夜間景観づくりのための指針~」(案)が報告されました。

私は、平成28年3月、議員個人の調査研究として「京都らしい夜間景観の創出」をテーマに政策提言を行いました。その具体的な7つの提言は、①夜間景観形成指針の策定、②夜間景観協議会の設置、③夜間景観創出の顕彰制度の創設、④公共施設の整備促進、⑤夜間景観形成支援制度の創設、⑥夜間景観アドバイザー制度の創設、⑦音、香りと都市景観との関係の調査研究の検討、これらの政策方向を改めて確認しながら今後の課題について質疑をしました。(夜間景観に関する政策提言nightview2016.pdfをダウンロード

そもそも、夜景に関する国レベルの取組みは、2004年7月に、日本各地の美しい夜景の再発見・発掘・紹介する「日本夜景遺産」プロジェクトがスタートし、各自治体が競って認定を受けるようになった経過があります。夜景サミットの開催や、夜景検定などの検定制度等、夜景に関する普及啓発を展開されおり、これまで京都市でも将軍塚東山山頂公園、京都タワー、東山花灯篭、高台寺などが選定されています。

京都市としても、このたび示された指針をもとに、夜間景観のあるべき方向について国内外に積極的にアピールし、ランドマークやライトアップなど観光商業的部分だけにとどまらないこれからの景観文化の議論に一石を投じるものにすべきであることを強く訴えました。
その意味でも、「夜間景観」という言葉よりも、「あかり」をメインとした表記にし、市民と協働して、生活文化の中で、あるべき「京都のあかり」を考える機会を提供すべきことを強く求めたところです。

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